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10月1日から消費税が10%になり、同時に軽減税率が導入されることになっています。
伴って消費の急激な冷え込みや駆け込み消費を抑制するためにポイント還元などが行われます。
税金は、広く、公平に、そして簡素な方法が望まれます。
実際には、今回の消費増税では理解しがたいところがあります。
消費税、消費増税は、国会で決めたことですから受け入れることにします。
しかし、増税や軽減税率の実施方法はあまりにもわかりにくくなっています。
そこにポイント還元でさらに消費者を困惑させています。
消費増税を機会に「キャッシュレス化」を意図しているだろうことが現場をさらに複雑化しています。
そこに、「マイナンバー」まで登場させようとしている気配もあるのですから・・・脳ミソがごちゃごちゃです。
さらに、消費増税を実施するにあたって「プレミアム商品券」もあります。
今回の消費増税、還元制度を学ぶのは容易なことではありません。
そして、対象店舗をさがし、決済方法も考えなければなりませんから、ますます困惑します。
消費者の脳ミソをぐちゃぐちゃにして制度が変わり、徐々に定着する怖さもあります。
消費増税や制度は、お偉い方々が考えていますので、さらには省庁間の綱引きもありますので複雑化します。
で、消費者にはわかりにくい状況になります。
消費者は、当然ですが「お得」を期待します。
同様にお店も会社も「お得」を得ようとします。
「お得」確保においては他の人に負けたくはありませんので、この機会に新たにカードを作り、お店は機械などを購入します。
そして、他人よりも優位に「お得」を得ようとします。
いろいろなところで余分な消費が行われています。
これも消費活性化の手段なのでしょうか。
後で無駄な買い物を嘆くことが無ければ良いのですが・・・
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